犬が子どもに噛みつき困っている!対処法は?

Q:うちでは、犬が子どもに咬みつきます。困っています。

A:きっと犬が、大人を自分よりも順位づけで上においているものの、力の弱い子どもを自分より下だと見なしているのだと思います。

犬に対して「従属関係をつくるトレーニング」のできる年齢のお子さんでしたら、お子さんにもトレーニングをやらせてください。また、“犬の叱り方”と“ほめ方”も教えてあげましょう。

もしそれが無理でしたら、大人が毅然たる態度でそういう犬の行為を叱り「子どもは飼い主の大切なもの。傷つけることは飼い主が許さない」ということを示してください。子どもを大人の保護下に入れるという形で、犬の順位を家族の最下位にしてしまうというわけです。

ところで、「犬がうなりながら子どもの服を咬んで引っ張る」ということがあるかもしれません。これも犬が遊んでいるというわけではなく、自分が子どもの上に立とうとしている行為です。即座に強く叱ってやめさせてください。

「飼い主が大切にしている人は大切にしなくてはならない」と犬が学習できたなら、それは他の動物や鳥にも応用されるようになっていきます。

たとえば、「飼い主の子どもには、たとえ何をされても手を出してはならない」ということを覚えそれが守れるようになった犬は、たとえ新入りの猫に後ろ足を咬みつかれたり猫パンチをやられたりしたとしても、じっと我慢するようになります。犬のほうが格段に強いはずなのですが、やり返さずに、悲鳴をあげつつも堪えるようになるのです。

大人がいるところでは子どもに対しても愛想よくしている犬が、大人がその場を外したとたん、煩わしい子どもを追い払うために咬みつくこともあります。多くは抑制された咬みつきでケガをするほどではありませんが、こういう場合も、大人が、「子どもを邪険に扱うことを許さない」という強い態度を見せる必要があります。犬の優位意識を防ぐためなのですが、幼い子どもが犬の態度の変化に心傷つくこともあるので、それへの配慮でもあります。

いずれの場合にしろ、子どもへの咬み癖がなおらない限り、子どもと犬だけにするようなことは安全のためにも避けてください。

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