留守番できない我が家の犬・・・留守番できるようにしつけの方法を教えて

Q:犬を留守番させるときに犬が言うことを聞きません。一緒に玄関から出ようとして手こずらせます。どうすればなおるでしょうか。

A:飼い主さんと犬との上下関係が逆転しているようですね。犬がやってはならないことをしたときに、厳しくしかっていますか? 反対に指示通りのことができたときにはほめてあげていますか? 基本的な「主従関係をつくるトレーニング」はできていますか?

おそらく犬がかわいいのと、飼い主さんが犬の習性に慣れていらっしゃらないということで、愛情の注ぎ方にけじめがついていないのだと思います。犬との関係を見なおしてみましょう。

当サイトで紹介している「主従関係をつくるトレーニング」をしてください。最低限、「おすわり」と「まて」は完全にできるようにさせてください。

そのトレーニングと並行して、家の中で、犬がサークルやケージに喜んで入り、そこに入っている間はゆっくりとくつろぐことができるようにしていきます。これは、留守番をする犬が落ち着いて過ごせる場所をつくるということを目的としています。

ケージやサークルは部屋のすみなど犬が落ち着ける場所に置き、中に犬のお気に入りのベッドを入れておきます。

犬がそこに入りたがらないときは、決して無理に押し込んではいけません。サークルやケージの中を好きにさせなくてはならないからです。おやつで誘導し、犬の喜びとケージやサークルが結びつくようにしていきましょう。うまく入れたら、「よしよし」とほめてあげます。おやつも食べさせてあげます。

最初はほめたらすぐに出してあげ、焦らずに、何日もかけてゆっくりと慣らしていきましょう。そこが嫌なところとして犬の記憶に残ってしまうと後々大変なので、注意してください。次第に、飼い主さんがそばにいる状態で、犬をそこに入れている時間をのばしていきます。

サークルの中でも広すぎて落ち着かない犬の場合は、もっと小さな犬の移動用のクレートを犬のくつろぎ場所として利用するといいでしょう。犬は穴の中のほうが落ち着く生き物なので、クレートに入っている間は、しずかに休んでいるはずです。犬がクレートの中に入るのを好きにさせるためには、ケージやサークルに慣らすのと同様に、おやつなどでつってゆっくりと慣らしていきます。

なお、喜んでクレートに入るトレーニングとクレートの中でくつろげるトレーニングができていると、病院に連れて行くときや旅行の折にも役立ちます。お客さんが来て犬が興奮しすぎたときなどにも、しばらくクレートに入れておけば落ち着いて挨拶できるようになるでしょう。

犬がすっかりケージやサークル、クレートに慣れて平気になったら、これらを留守番させるときにも活用するのです。こういう場所に入ったらおとなしく休んでいるのが普通になっていたなら、あなたが外出するからといって犬が騒いで一緒に外に出ようと手こずらせるなどということもなくなります。また、犬もここに入っていることで、留守番の不安感が軽減されることでしょう。

外出するときには、犬には声をかけないようにします。もちろん、犬が察して吠えだしたとしても、一切、無視します。当然のような雰囲気で出て行き、帰ってきてください。犬が気づかないうちに外出し、気づかないうちに帰ってくるという練習をしているうちに、犬にとっても、飼い主さんの外出が特別なことではなくなって落ち着いていられるようになるでしょう。

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