散歩や餌をあげる前の無駄吠えは飼い主の責任!しつけの仕方を教えます


「ね! ね! わたしここよ。こっち見て」「こっち来て!」「遊んで!」「散歩の時間よ!」「おやつが欲しいの」などという自分の要求をとおすために吠える犬…。ひとりぼっちで留守番をさせられている犬が家族を求めたり、自分の置かれた状況が許せなくて吠える場合も、この中に入ります。

ただし、留守番をさせられている犬が過剰に鳴き続ける場合は、要求のためではなく、飼い主と引き離されたことからくる「分離不安」という心の病気が原因になっていることもあります。その場合は病気としての対応が必要ですから、心の病気に理解と知識のある獣医さんを見つけ、相談しながら改善を試みることをお勧めします。

さて、犬が要求したり意思表示したりするための無駄吠え対策としては、犬がどんなに長く吠え続けようが一切反応しないで無視するしかありません。

犬が餌を欲しがって吠えたり、餌の用意をしていることに気づいて催促で吠えだしたとき、「はいはい、ちょっと待ってね」などと声をかけるのは最悪です。犬が期待を高めるとともに吠えたら餌がもらえるものと学習してしまうので、無駄吠えがいっそうひどくなってしまうのです。まさに無駄吠えの原因を作っているのは飼い主さんだということになります。

餌は犬が気づかないところで用意をするか、犬が吠えるのをやめるまで餌の用意を中断し、知らん顔をして他の用事を先にしていてください。多少餌の時間が遅れても、犬は平気です。

散歩のときにも、あなたがリードやウンチ袋の用意を始めると犬が期待で興奮し吠え出すかもしれません。そのときも、さっと散歩道具を手放してしまい、吠えている間は目も合わせずに無視します。「吠えたら散歩に連れて行ってもらえる」と犬が思いこんでしまわないようにするためです。次第に犬が散歩の決定権はすべて飼い主にあると悟ってくるでしょう。そうなったらしめたもの。おとなしくしている犬に対して「すわれ」「まて」と命令してからリードをつけ、「よし」と言って立たせて大変スマートに散歩に出発できるというわけです。

飼い主さんが散歩の時間をずらす余裕がないときには、「いけない」と強く叱っておとなしくさせます。それから「すわれ」と「まて」をさせて、しばらくおとなしくしていることができたらリードをつけるようにします。

遊んで欲しくて吠えるときにも、声をかけてはいけません。「吠えるとかまってもらえる」と犬が学習して、ますます要求の無駄吠えがひどくなってしまいます。犬が吠えている間は完全に無視するに限ります。

同じように、犬からの要求は一切無視し、飼い主が絶対的な主導権を持つように徹底すると、この手の無駄吠えはなくなっていきます。

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