子犬のときに社会性を身につけるためパピークラスやドッグランや公園で遊ぼう

子犬には、咬みつきを含めて、やってよいことと悪いことを教えていき、さらに犬の社会化がはかれるように心がけてあげていただきたいと思います。「咬んではいけない」というのは、子犬に社会性を身につけさせていく課程で学ばせていかなければならないことなのです。

子犬の社会化のためには、たとえば、ペットショップや犬の訓練所が開いているパピークラスに飼い主さんと一緒に入り、犬仲間や人との付き合い方やマナーを学ぶ機会を設けることができたら素晴らしい結果を得られると思います。パピークラスというのは文字どおり子犬のための教室で、トレーニングというよりは子犬の健やかな成長に重きをおいた、人間でいえば幼稚園のようなところです。

また、犬仲間の集まる公園やドッグランでも、心ゆくまで子犬同士でじゃれあったり大人の犬と接することで習慣やルールを学ばせたりして、犬としての世界を広げていけるようにしてあげるのがいいでしょう。もしかしたら、公園やドッグランでお母さん役をしてくれる犬に出会えるかもしれません。いろいろな人との接し方も自ずと学んでいくことができるでしょう。

こういうことが十分になされて育った犬は、友好的で落ち着きのある成犬になりやすいのです。ぜひ、子犬時代に、社会性を身につけさせる努力をしてみてください。

家庭では、咬むときの力加減を遊びながら覚えていけるようなおもちゃを与えてあげてください。ぬいぐるみや咬むと音がでるおもちゃなど、いろいろなおもちゃがありますから、子犬が好きなときに遊べるようにしてあげましょう。また、飼い主さんも、おもちゃを加えた子犬と引っ張り合ったりして遊んであげましょう。

ただし、「ひっぱりっこ」の場合は、最後に飼い主さんが勝つようにしておいてください。子犬に、「飼い主さんのほうが自分よりも上」ということを覚えさせなくてはなりませんから。ところで、母親犬から受け継いだ免疫がなくなり、しかも体が丈夫に育ちきっていない子犬時代は、病気についても最大限に警戒する必要があります。社会化のために他の犬や動物と接するというのは、感染症の危険にもさらされるということです。子犬が家に来たら、獣医さんと相談しながら必ず必要なワクチンを受けさせ、戸外に連れ出してよくなる時期も獣医さんに確認するようにしてください。

ペットショップやブリーダーさんがワクチンをすでに受けさせていることも多いですが、ワクチンは少なくとも複数回の接種が必要とされています。というのは、犬によって、母親からもらった免疫が切れる時期が違っていたりすることから、ワクチンの効果が表れる時期もよくわからないのが実情だからです。すでにワクチンを受けていても、ワクチンを受けた証明書を持参して獣医さんと今後のことを相談することをお勧めします。

また、愛犬が事故でけがをしたり急病になったりすることもありますから、早くから信頼できる獣医さんを見つけておくことは意味あることです。

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